『事業承継』についてMUSUBI株式会社の古橋さんにお話しいただきました
10月の例会はMUSUBI株式会社代表取締役の古橋賢人さんに『事業継承』をテーマにお話をしていただきました。
古橋さんは伊藤忠商事にて投資先の経営管理などの事業に従事した後、(株)fundbookへ移籍。
売上100億円以上の企業のM&Aから家族経営企業の事業承継まで、数多くの実績を積みながら、現在は群馬県にて人材紹介・派遣事業を行う(株)MUSUBIを事業承継にて引継ぎ経営されています。またその傍らM&Aアドバイザーとしても活動されている、穏やかな物腰とは裏腹にとてもアクティブな方です。

タイトルは『Time destroys all. 後回しにしてはいけない「事業承継」』です。
このタイトルの通り、本講演では事業承継の早期からの検討や決断のタイミングがいかに重要か、という点を中心に、事業承継をきっかけに成長をした企業、また逆に適切なタイミングを逃してしまった事業承継やM&Aの失敗例などを交えてご紹介いただきました。
今回の講演で何より素晴らしかったのは、そのお話の分かりやすさ。
事業承継自体は経営者にとって常に身近な話題ではありますが、実務レベルとなると法的な問題や株、債務・連帯保証の扱いなど複雑な問題も少なくありません。
古橋さんにお話はこれらの複雑な話題についてもとても分かりやすく、事業経営に直接で関わっていなくてもメリット・デメリットを踏まえて理解できるような内容で、経営者はもちろん、そうでない参加者にも大好評でした。
最後の質疑応答でもまさに事業承継・M&Aを進めている経営者の方々から様々な質問が出ましたが、すべての質問に対して即座に簡潔かつ納得のお答え。
お若(く見える)いのに、相当な経験と知識が垣間見える、とても頼もしい古橋さんでした。
お忙しい中、大変貴重なお話をいただき本当にありがとうざいました。